【夢色キャスト】夢色キャストDream☆Show 2017へ行ってきました【レポート】
夢色カンパニーは実現した……!
「夢色キャストDream☆Show 2017」へ行ってきました。
今だ興奮が冷めません。本当に、本当に、とてつもなく素晴らしいステージでした。
全て通して観て感じたことは、夢キャスドリショが、夢色キャストに関わる全ての人が、夢色キャストの世界観を実現させんとして出来上がったステージだということ。
衣装、音楽、照明、演出、そして舞台に上がるキャストの皆さん。そしてそれらを支える全てのスタッフさん。
どれが欠けても完成し得なかったステージだと思います。
それほどまでに、夢色キャストという作品にある種の矜持を持って作られたステージだと思いました。
そして、そのステージこそが全国の脚本家にとって一番の恩返しだと思ってくれているんだとも感じました。
そうだよ!本当にそうだよ!ありがとう、ありがとう……。
セットリスト順に一言ずつ感想を。
01. CALL HEAVEN‼/夢色カンパニー
この曲が会場に流れた瞬間。ぶわぁぁっと、あの日あの時夢キャスを初めてプレイした日を思い出しました。なんというか、すごいものと出会ってしまった興奮。それを2年後、しかも幕張という土地で再度体感しました。
ステージ上の階段が開いて、黒のジャケットを身にまとったキャストの皆さんが登場。
うほっ!!やばい!やばいいぃぃ!!と、この時点ですでに言語崩壊。
サビのダンスに驚愕。一生懸命練習した感じがかわいくてしょうがない・・・。
ラストはキービジュアルのポーズで締めくくる。あぁ!ファンミでもやっていたけど、これは真剣なやつ!と感動。
逢坂さんが「今日は楽しんでいってください」的なことを曲の終わりに言うんですが、もうそれが完全に夢色カンパニー主宰・朝日奈響也で、これは・・・と心が震えました。
始まるまでは、このライブは“中の人が夢キャスの歌を歌ってくれる”というレベルでしか認識していなくて、どちらかと言うと声優さんのライブへ来たっていう感覚だったんですよね。それが、この逢坂さんの挨拶で、違うぞ・・・!と。この人たち、本当に夢色カンパニーのキャストとして舞台に立っているぞと思いました。
この夢キャスドリショがとんでもない舞台なんじゃないか。そう感じたのでした。
02. 君に誓った物語/朝日奈響也(CV.逢坂良太)
で、興奮冷めやらぬ中で朝日奈響也のソロ!!この強烈なコンボにノックアウト!!!
会場が一気にピンクに染まって。一言一言噛みしめるように歌う逢坂さんの姿が印象的。
03. 硝子のシューズが似合わない/桜木陽向(CV.上村祐翔)
イントロが始まった瞬間に聞こえる黄色い歓声。
会場のおねーさんたちノックアウト。かわいいがすぎるぞウエムラユウト~~~!
04. 冷たい夜空を照らすのは・・・/藤村伊織(CV.花江夏樹)
役で歌うのではなく、伊織自身がステージに立って歌うことがあまり想像できなかったけれど、そんなの吹っ飛ばすくらい素敵だった。
花江さんパワーもあり、伊織の力強い声が会場に響き渡っていました。
05. PASSION LASER BEAM/新堂カイト(CV.林勇)
カイトさん降臨。
カメラに抜かれる林さんの立ち振る舞い全てがカイトさんでした。会場の盛り上げ方もさすがとしか言いようがない。
06. 心の鎖を解かれたら/雨宮仁(CV.小野友樹)
生の「俺の女神」!!ありがとう!!
ふざけずに(笑)しっかりと歌い上げる小野さんはまごうことなき仁さんそのものでした。
07. You&Me・・・で、wave?/城ヶ崎昴(CV.畠中祐)
ま、ま、まさかのダンサーを引き連れて・・・!?
センター階段からダンサーとともに歌いながら現れるタスク・ハタナカに打たれました。
ダンスすごくかっこいいし。昴の成長に全脚本家は泣いていたと思う。
08. 誰もが明日に出会うのなら/橘蒼星(CV.豊永利行)
すごく、感動しました。
実は、1番のサビが一瞬かすれたような感じになって、2番以降からどっと声が力強くなった印象で。声の調子出てきたのかな?と、とんでもなく失礼なこと思っていたんだけど、後のMCで事実を知る。豊永さん、感極まって泣きそうになっていたんだと。
間奏の間も会場中を見まわして、この瞬間すべて大事だと言わんばかりの豊永さんの顔が忘れられません。橘蒼星がそこにいました。
09. Mysterious mission/桜木陽向(CV.上村祐翔)
そして、ここからは「きらめく世界にご招待!」と言わんばかりの陽向ワールド!
かわいい魔法使いの姿で現れ、かわいい横スライド(?)ダンスも披露し、ダンサーの皆さんに担がれちょっと照れ気味なかわいい顔までいただきました。
おねーさんはやられましたよ・・・。
「ここでずっと踊ろうよ」的な陽向のセリフもあり、ミュージカルを観ている感覚もありました。
10. Holy melody night/雨宮仁(CV.小野友樹)、城ヶ崎昴(CV.畠中祐)
まさかこの曲がくるとは!と不意を突かれました。
二人ともサンタクロースの格好をしていてかわいい!さらに二人ともデザインが違うサンタクロースの衣装だったので、このあたりからすごく衣装こだわっているな、と感じ始めました(そして後にこの気づきが間違っていなかったと知る)。
ステージの両端に立ちながら、合間合間で互いを見つめながら歌う姿がぐっとくるよね・・・。
11. 神々の戦宴/新堂カイト(CV.林勇)
アマテラス神が幕張の地に現る。
スモークがたかれたステージに、白い装束を来た林さんの何と神々しいことか。
オレンジにの色に包まれる会場の中、凛と立つ林さんにライトが後光のようにあたっている画の素晴らしさ。生でみるよさもあるけど、モニターに映っている映像も本当に凄まじいもので、DVD化されなきゃもったいないなぁとも思っていました(されると聞いて安心しましたが)。
この曲の間中、歓声もなく、静まり返っている。会場中林さんの歌声に引き込まれている。とてもつもない空間でした。すごかった。
12. Sand Mirage/朝日奈響也(CV.逢坂良太)
この時点で、あ、この流れはサンミラかなと思っていたので、逢坂さんが舞台からぽーんっと現れた時「やっぱりー!」と叫んでおりました。
アラビアンな衣装を身にまとって歌う逢坂さん。ゴールデンなんとか(親しみを込めて私はそう呼んでいる)の世界観が目の前に広がりました。ちょっと妖しく煌びやかな世界でした。
13. 恋咎館のタペストリー/藤村伊織(CV.花江夏樹)、橘蒼星(CV.豊永利行)
んでもって、サンミラの時点で「次これだよね!?これしかないよね!?」って会場にいる全脚本家は確信していたと思う。サンミラが終わった後、みんなペンライトを青と水色に変換していて、曲が鳴る前から青くて蒼い会場に変わっていました。
そして満を持して執事服の姿の二人が登場。始まる掛け合い!この時点で、二人の推しの方は死んだんじゃないだろうか。
ラスト豊永さんこと蒼星ことシリウスの高笑いが響き渡る会場。
ほんの一幕だったかもしれませんが、この曲は間違いなく「執事リバーシブル」そのものでした。
14. ファイナルアプローチ/新堂カイト(CV.林勇)、城ヶ崎昴(CV.畠中祐)
私が一番聞きたかった曲です!生で聞けて本当に嬉しかった。
パイロット服、というかカードそのままの衣装がお似合いの二人(二人ともスタイルがよいんだこれが)。そのダイヤのネクタイかっこいいかな?でもきっと会社からの支給品だよね!も、完全に再現されていました。
「葛西機長」「藤堂機長」の掛け合いが、めちゃめちゃよくて・・・。ちょっと間違えちゃう感じとかも昴っぽいし、こんな風にカイトさん演技するんだ・・・っていうカイトさんの演技を生で見れた感もありました。歌は間違いなく最高でした。本当に、、ありがとうございます。。
15. 陽は昇る誰の為にか/朝日奈響也(CV.逢坂良太)、雨宮仁(CV.小野友樹)
まさかのRising!しかも池田屋に突入する前の掛け合いがみれるなんて・・・!
二人の凛と張り詰めた掛け合いからの最後「「御用改めである!!」」ですよよぉぉぉ。物凄く力強かった。
ダンサーの方の殺陣も素晴らしいものでした。この殺陣を見て、あ!このダンサーはNキャストなんだ!と思ったり。まさに夢色カンパニーのステージなんだと興奮していました。
16. 世界は恋とSweet&kiss/藤村伊織(CV.花江夏樹)、新堂カイト(CV.林勇)
生ちゅっちゅるー!
二人ともちょっとメルヘンな服に笑顔でちゅっちゅるー!歌っててかわいいのなんのって。
2番に入るときに「カイトっ!」「伊織っ!」ってお互い声かけあっているのが最高でしたね。
17. Stronger than medicine?/橘蒼星(CV.豊永利行)、桜木陽向(CV.上村祐翔)
宮田君と若槻院長がそこに実在した。。
二人ともとにかくかわいい!白衣姿でダンサーさん引き連れて踊るところとか、間奏の合間の振りとか・・・!
上村さんが前を歩いて、豊永さんが一歩後ろを歩いて歌っている様子も、ガチ「見えざる手」でした。演技も合間合間にあったので、一番ミュージカルしている印象。
この様子を見て、医療ドラマだけど、コメディ感もある演目に納得でした。
18. Sunshine world tour/夢色カンパニー
やっぱりラストはこの曲か!ということで、「Out Of the Blue」の衣装を身にまとったキャスト全員が集合。あっという間に時間が過ぎて、これで終わってしまうのかと寂しい気持ちに。
「みんなで歌いましょう!」の掛け声もあり、楽しく歌っていたら衝撃の展開。
まさかのスタンド席にキャストが来て、トロッコに乗る!!
実は、何が衝撃かと言うと、私の席がスタンド席の通路の真ん前の席でして、スタンドトロッコが通るならめちゃくちゃ近い席だな~なんて始まる前に思っていたんです。本当に来るとは思っていなくて、え!?え!?!?トロッコ来る!?!?と興奮でしたよ。
結果、めちゃくちゃ近く、キャストの皆さんと目線が合う高さでした。隣にいた妹は豊永さんと目線があった!きゃー!!って騒いでました。うぬぼれじゃないと思いたい!と。
うむ、そうやって思えるくらいの近さでした。私も興奮でした。なんか、2年間遊び続けてきたご褒美みたいな、勝手にそんなこと思ったりしました。ありがとう。。。
MC
いやぁ、本編とてつもない興奮からのキャスト勢ぞろいのMCパート。
「もういい?普通に喋っていいの!?」からのウホッウホッとゴリラになって逢坂さんを囲むキャストの皆さん。貯めていたものが爆発したw
このMCパートで、本編がいかに夢色キャストの世界観を表現しようとしていたのかが分かりました。キャストの皆さんは、本編中はその役として存在している。だから、本編中にMCパートがなかったのかと納得。
それがいったん終わり興奮冷めやらぬ中、このMCパートでなんと30分以上は使うという・・・(笑)
逢坂「先輩だけど馬鹿共!」
と、唯一ツッコミの逢坂さんの仕事が増えるわ増える。
ダンスについて
陽向のMysterious missionの横スライドダンスがよかったね、と言う話に。上村さんは街中など人目を避けながら常にダンスの練習してたんだとか。
昴のダンスも言わずもがな!ということで、畠中さんも振られる。サビのあのダンスやってよ!どうなってんの!?ってみんなに言われて、
畠中「えぇ~~!もうみんな楽屋でやってるでしょ!」
と言いながら、ダンスを披露する畠中さん。それみてうわ~~!ってなるキャストたち。めちゃくちゃ仲良しかよ。
さらには、
豊永「あのね、林さんのダンスがちょっと独特なのw」
って面白そうに話を振る。コルヘのサビのダンスが林さんだけ妙に抑揚がついていると。楽屋で練習しているときの勇さんこうだったよ!って面白そうに真似する小野さんが楽しそうで何より。
おねーさん選手権
陽向は“おねーさん”って言ったらキャー!ってなってずるい。からの、じゃぁみんなでおねーさん選手権しよう!の流れに。
畠中さんから順番に、アドリブで台詞を言って最後に“おねーさん”で締めると。三者三様の“おねーさん”が聞けてめちゃくちゃ楽しかった。
逢坂さんの「お姉さん、事件です」は、いったいどのくらいの脚本家がついていけるネタだったのだろうか。そのまま、いっそ夢キャスでホテルの演目やったら面白そうだけど。
とっさにハシビロシというアイテムをいれて演技する花江さんさすがだし、色っぽい台詞を紡いで会場を虜にする小野さんもすごかったが、やはり、ここは大本命・格が違う・桜木陽向こと上村祐翔!!
「僕・・・」の“ぼ”の時点で勝利決まってました。最後のおねーさんも最高でした。
最後に豊永さんが、会場におにーさんもいるということで、おにーさんへ向けての言葉も。
キャスト全員で「おにーさん」と言った後に、おにーさんだけの歓声が響き渡る。これが結構大きい歓声で、おにーさん脚本家もかなり多いな!?と衝撃でした。嬉しいね!
最後の挨拶
それぞれ一言ずつ挨拶をしたんですが、皆さんの言葉にすべての思いが詰まっていました。一人ひとりがとてもキャラクタを大事にしてくださっているんだと強く、感じました。
林「自分はドMだけどドSのキャラを演じられて嬉しい」
と、まさかの性癖告白の人もいたり(笑)
小野「缶バッジ、引いても引いても仁さんばかり・・・」
と、さりげなく物販時のネタを出してくる小野さんさすがだなぁと思ったり(笑)
※注:物販で販売されたThe Audition 缶バッジが全て仁さんという珍事件が発生した
でも最後には夢キャスへの感謝であふれていました。
個人的に印象に残ったこと。
伊織「お前を愛している」
と、伊織が普段言えない台詞を言ってくれたこと。てか、こういうこと最後の挨拶でできちゃうナツキ・ハナエマジで~~~~~!!!!
みんなが年を重ねても、「ジジ色キャスト」としてやりたいという発言。
それぞれのカラーはみんなシルバー。脚本家も全力で応援します。
逢坂さんが初のLIVE。こういう時って、歌詞がモニターに出されるから見ちゃうけど、でも、今日は違ったと。堂々と歌えた、と言っていたこと。
夢キャスは色々な人に“初めて”をプレゼントしているなぁと感じました。
そして、豊永さんのバックエンド全てのスタッフさんあわせて、本当に夢色カンパニーみたいだ、という発言。そうなんです、きっとそうだと思っていた。ありがとう。。!
最後の最後、とっても名残惜しかったですが、豊永さんが言ってくれました。
次の曲はいつまでも終わらないって、曲だからと。
en. NEVER END STORIES/夢色カンパニー
ラストはやっぱりこの曲です・・・!
最後の最後、ステージで歌う7人がとても素敵でした。
本当に最高のひと時でした。
夢色キャストを好きでいつづけてよかったと、心から思えた瞬間でした。
これほどまでにコンテンツの世界を表現し、守り、運営し続けるというのは並大抵の思いではないと感じます。夢キャスを支えるすべての方に感謝したいです。
これからも夢色キャストな日々を過ごしてまいりたいと思います!